Designer meets Designers(その1)

5月8日、Mdnが主催する
『Designer meets Designers』
に行ってきました。


テーマは
「現場で生かせるWeb標準の知識とテクニック」
という事で、ちまたで言われる「web標準」の実際の基準と導入の仕方、考え方などについて色々興味深い内容の講演が行われました。

全部で4つ行われたSESSION ですが、今回はその中のSESSION1 についての感想を記録しておきます。


SESSION 1:ではデジパ(株)の加藤善規さんによる
『Web 標準に準拠した Web サイト制作のための基本と実践』
について。

講演の中で印象に残ったのは
「web標準は『制約』ではない事を理解する」
でした。

この言葉を聞いた時に、昔に俳句について述べた本の言葉を思い出しました。
”制限の中に無限の表現がある”というようなものがありました。

制限が無い状態を歓迎するという気持ちはありますが、そこに何も指針が無いということは『無秩序』という状態でもあり、真の表現は秩序の中から最大限の創造を作ることだと私も思います。

そんなような事を加藤さんの言葉から感じました。


また、『web標準』で作るという事をメリットがどうのとかそういう考えをするのではなく、もうそれが当たり前の基準とするべき時なんだという話も考えさせられました。
今、自分が関わっている案件の中でweb標準と言える状態で組まれているものもあれば、テーブルレイアウトで組まれているものもあります。
SEOだけを考えると、テーブルレイアウトでも殆ど不自由はないんですよ実際。
でも、じゃあそれでいいのかと言われれば、いいと言い切れないものがもちろんあるわけで、アクセシビリティを考えて整理したいものは色々とあります。

そんな気持ちをいつも持ちながら、目の前の仕事と納期に追われて過ぎていくままの日々にどこかで楔を打たなければいけないという気持ちがどんどんど強くなっています。



お話の中で具体的なweb標準とするべき基準としては

構築:XHTML1.0
   :CSS2.1
検証:WCAG2.0

が良いというお話でした。


また、お話の中でディレクターとして要件・仕様定義をする上での合意形成や仕様選択、対応ブラウザと非対応ブラウザへの対処方法など、とても興味深いお話がありました。

自分が先日受けた案件の中で、対象ブラウザについて相談をされた事を思い出し、このお話からそんなに外れていなかった事に安心しました。
もっとも、さきにこのお話を聞く事ができていたら更に説得力を増してクライアントと話を出来たのではと思うと少し悔しかったりも。


この貴重なお話をしていただいた加藤善規さんのblog
WWW WATCH
があるようなので、色々とこれからも参考にさせていただきたいと思います。



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あらまる

Author:あらまる
都内某所にてwebデザインを制作中。
アナログの油絵や水彩も時々活動中。
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